第一回 麻協議会(シンポジウム)@岐阜 &『神戸山王まつり』
平成27年 5月 3日(日) 岐阜県安八郡神戸(ごうど)で開催された第一回麻協議会に参加させて頂きました。日本人が大切に守り繋いできた麻文化をどう繋いでいくか。我々の世代で途絶えさすわけにはいきません。
有識者3名の方の講演あり、参加者同士有意義な意見交換あり、その後の祭り(神戸山王まつり)の見学あり、とてもいい機会を頂きました。
『神戸山王まつり』は、三好神社に奉納された神輿7基が、燃え盛る何本もの麻のタイマツに先導され通りを駆け抜けます。最後、琵琶湖にみたてた池のなかを水しぶきをあげながら疾走する非常に勇壮なお祭りです。 この神戸の方々が代々 千数百年大切に守り繋いできたお祭り(神事)も、数年前のある事件をきっかけに、麻の栽培が実質禁止され存続の瀬戸際に立たされました。合理性に欠ける法律/硬直的な運用、によって日本の伝統行事が途絶えかけました。この時は県議の先生が動いてくれたおかげで、何とか麻の栽培は一年の中断ですんだそうです。神事に不可欠な精麻もすでに国産のものから中国産のものに、又化学繊維の「模造品」になりつつあります。神事で必要不可欠なものを国産でまかなえなくなりつつある・・・これ程情けないことはありません。
「神戸山王祭り」迫力の動画はこちら・・
神戸山王まつり
琵琶湖になぞらえれたを水しぶきをあげながら疾走する神輿!?
出番を待つ神輿
祭りの熱さを予感させる張り紙!!
奉納の精神
無事にすべての神輿が戻ってきました